いつかどこかで
会いましょう
月の光の下
それとも散りゆく桜の花弁の下
それとも
それとも
夏の灼けつく日差しのもと
降りしきる雪の夜
いつかどこかで
あなたに出会い ゆきすぎて
もういちど会いたいと 思った
その心の動き
そのときの景色
そのときの 音 温度
あなたの伏せた瞼 睫毛 その先まで
恩寵がありますように
いつかどこかで
ゆきすぎて
もう会えない
それでも
いつかどこかで
遠い何処か 彼岸か 此岸か
いつかどこかで
あなたの鼓動が静かに響く
この宵の淵
今生の 際で
思うのはあなたの面影
そして朽ちゆく わたしの生
いつかどこかで
トレースできない軌道
離れられない 線
いつかどこかで
あなたが産声をあげて
わたしが産まれ落ちて
時を経て
なぜあのとき会ったのだろう
いつかどこかで
約束のない明日
必ず会える ある刹那
いつかどこかで
わたしはあなたを待とう
会えなくても 会えても
どちらでも いかようにも
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