ジェットコースター
半日前に考えていたことが
目の前の笑顔でもう崩れる
だれがかけがえのないひとで
どれが不要なメールで
どの笑顔が純度100%で
どのやさしさがまがいものなのか
わからない わからない
思いはうつろってまた動く
じゃあわたしは?
さっきの混ぜ物だらけの
おもわせぶりな雑談の真意は?
と問われたら
問われたら
ひとこともないのでは ないのか
一週間前の空
あのとき確かに思われたこと
ずっと忘れないと決めたこと
絶対に信じられると感じたこと
出来事のスピードに
知らぬ間に乗せられた 乗っていた
ジェットコースターの動き
まるでトレースできないまま
今日の日も終り あの空は遠ざかる
それでも生きていて
誰かの面影を抱いているから
ひとりじゃなくって
すこし退屈で
自分の薄情さに倦みながら
それでも 注がれた視線の温度を
愛情を べつの心の部位で信じてもいる
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